Q.運気の周期と悪い時期の過ごし方について

細木数子さんの六星占星術などでは、人生は12年周期で大殺界が3年あり、一年の間も12ヶ月それぞれ周期があると読んだ事があります。
私自身、なんとなく一年のうちで、毎年7〜9月はイヤなことが起こる可能性が高かったりしていて、私の運気は来年から3年間大殺界が始まると読み、今から不安にかられています。
信じている訳ではないのですが、用心していたほうがいいのかな?と思いました。
西洋占星術でも一年のうちで何月から何月は毎年運気が悪く感じる時期とか周期というのはあるのでしょうか?また悪い時期やプレッシャーを感じる時期を乗りきるにはどうしたら良いのでしょうか?
例えば新しいことをせず、おとなしくしているとか、そういった具体的な方法はあるのでしょうか?それぞれその人自身や星座によって違ってくるのでしょうか。


A.たとえばワールドカップなどは……

まず、西洋占星術では、主に10個の天体と1つの感受点(計算によって出されたポイント、実在の天体ではありません)によって運気を見ていきます。
他に、1つの惑星と4つの小惑星を使う事もあります。
他にもたくさんのポイントを使いますが、主には上記のものだと思って良いでしょう。
出生時に散らばっているこれらの天体の関係性を見ることで、生まれ持った性格の傾向(=運気の傾向)を判断していきます。

西洋占星術には、いくつかの未来予測法があります。
その内のひとつ、「トランジット法」は、出生時の天体と見たい時期の実際の天体を比較してその時のエネルギーの方向を予測するもので、大変メジャーな方法です。

ところで、10個の天体は、それぞれに異なった周期を持っています。
1番短い周期を持つのは月で、その周期は大体27.32日です。
1番長い周期を持つのは冥王星で、その周期は大体247.79年です。
その上、天体の周期は、常に一定ではありません。天体の周期は、常に「ずれて」います。
周期にこれだけの違いがあり、しかも周期に「ずれ」のある天体を、ある時期(例えばあなたの誕生日)と比較するのが「トランジット法」です。
全ての天体が全く同じ関係を作る日同士が同じ運気となるわけですが、何百万年経っても同じ関係を作るのはあり得ない事です。

このように、西洋占星術は、大変緻密で繊細な天体の動きを元に、未来のエネルギーの方向を予測しています。
ですから、西洋占星術の理論では、「毎年運気が悪く感じる時期とか周期」というのは、あり得ません。
ただ、太陽だけは「ゆらぎ」が少ないので、その影響はあるかもしれませんが、私の経験上は、そこまで大きな影響を感じ取る人は少ないようです。

また、大殺界のように、全てに厳しい運気というのも殆どの人にはありません。
全ての天体に厳しいプレッシャーがかかる時期というのは、本当に奇跡的な確率です。(1999年の『惑星直列』などは、その『奇跡的』な出来事のひとつです)
そのような奇跡的な時期は、それはその人にとって、とても大切なターニングポイントになるはずです。
また、生まれ持ったホロスコープによっては、厳しい時期には全てが厳しく感じるという人もいますが、そういった人は元来が波乱万丈な生まれですので、厳しい時期も好調な時期も極端な運気をそんなに気にしない、という特徴を持つ事が多いようです。

さて、それでは、厳しい時期はどう過ごすべきでしょうか?
どの星がどの星からのプレッシャーを受けているかにもよりますが、動きの速い天体による短く軽いプレッシャーならば、気にしない事が1番だと思います。
動きの遅い天体による、長く重いプレッシャーについては、ご自分の『弱点』が出る時期だと思われると良いでしょう。

例えば、感情の星に長く重いプレッシャーがかかっている場合、客観的には良い事があっても本人は良い事とは受け取れません。
その理由を考えてみると、意外な事柄が目の前に出てきたりします。
そして、その事柄は、大抵が「心の底ではずっと考えてきたけれど、無意識に抑制してきた感情」だったりするのです。

注目したいのは、厳しい時期に起こる事は、辛くは感じるけれど乗り越えられない事は無い、という事実です。
そして、その事は、あなたが1番見ておくべき事柄だったりするのです。

ちなみに、2002年のワールドカップで話題になった選手・活躍した選手は、ほぼ全てが星の厳しいプレッシャーを受けている人たちでした。
反対に、好調期といわれる生まれの選手たちは、活躍もしましたが、ここ一番という時には弱かったようです。
ワールドカップの試合など、世界中の注目を浴びてプレッシャーを感じなければいけない時には、厳しいくらいの運気のほうが良い結果を出せるようです。
何しろ、「乗り越えられるプレッシャー」なのですから。

ただ、基本的に厳しい時期には、重大な決定をしたり新しい事を始めたり、というのはお勧めできません(※どの星がプレッシャーを受けているかによって多少の違いがあります)。
ワールドカップの選手たちは、長年サッカーを続けてきたからこそ厳しい運気で花開いたのです。
運気的に厳しい時は、持続をするべき時です。辛くても今の状況をなるべく持続して、ご自分の弱点とじっくり向き合うようにするほうが、結果的には良いのです。
そうする事で、好調期の広がり方が違ってくるのです。


ななこさんからは、次の感想をいただきました。
「星の動きが運勢に関係しているということで、大殺界のように決まってる訳ではなく変化していると言う部分で、こちらの方が理解できやすかったです。
ただ、自分ではその星の動きは専門書もないし見れないので、専門家の方にアドバイスいただくのが一番良いのかなと思いました。

あとワールドカップの選手の話、一番わかりやすかったです。
私も着物のモデルを去年からしてるのですが、何があるわけでもないのにプレッシャーを勝手に感じていたり、特に何も動かなくても仕事が舞い込んで来たり、逆に努力してても失敗したり、そんな繰り返しなので、運気というのは知ってるにこしたことは無いけれど、自分ではどうしようもない部分があるのだなーと感じました。
ただ知らずにもがくより、「こういう時期なんだ」とわかってて努力を続けたほうが、将来実を結んだときにより体感できるような気がしました。
(あれがあったから今があるっていう感じでしょうか)

でも歳をとるごとに、自分が感じている内面が外に反映され易くなっているのを感じるので、やりたくないときにいくらやっても全然ダメだし、疲れたときは休まないとエネルギーが消耗してしまうなど、自分自身について考えることが多くなったので、それがもしかしたら気付いてなくても星の動きのように関連してる部分があるのでしょうね。」